こんにちは。アンの麦わら帽子です。
薬味はお料理を引き立てます。
以前は忙しくて、
「今日は薬味はカット。野菜の栄養が大事。薬味まで考える時間はなし。」
なんて考えていたころもありました。
最近は時間に余裕ができたせいか、たくさん食べるよりおいしいものを少し、と考えるようになったせいか、薬味の大切さが身に染みています。
紫蘇とか、生姜とか、ネギとか。
あるのとないのでは、お料理が別物になったほど違ってきますよね。
庭の大木のかげにみょうがを植えています。
たくさん穫れるので、以前は甘酢に漬けたりしていましたが、どうも減りません。
よくやるのは、お吸い物をみょうがの卵とじにすること。
それも飽きてきたので、今年は薬味として頑張ってもらうことにしました。
なんだか刺激が強すぎて、薬味としてはあまり上手に使えていなかったので。
今までいい加減に切っていたみょうがを意識して薄くスライスしてみたら、
味がこんなにも違うのですね。
切り方により、みょうが独特のごつごつした舌触りがなくなると、
なんと美味しいこと。
何にでも薬味をしてのパワーを発揮することに気が付きました。
そして、素材の切り方は、お料理の味を左右するという意味がよくわかりました。
今まで太めに切ったり、みじん切りにしたりしていたみょうが君、良さを分かってあげられなくてごめんなさい。
という感じです。
もう土の中から、いくらにょきにょき出てきても大丈夫。
どんどん食べさせていただきますね。