こんにちは。 アンの麦わら帽子です。
今日はユーカリについてお話します。
ユーカリにも種類がありまして、Eukariptus globulusは、代表的な品種です。
オーストラリアへ行ったときに、ユーカリの森から立ち上る青い色に感動した覚えがあります。あれが、ユーカリの精油成分でしょうか。海外旅行のお土産に、ユーカリの石けんをいただくことも多いのではないでしょうか。
ユーカリは精油で使うことが主で、1.8シネオールがその主要成分ですが、化粧品や香料として、生活の中で馴染みのある香りです。
作用としては、去痰、抗菌、浄化作用があり、とても使い勝手の良い精油だと思います。
ユーカリの枝をクラフトに使っているのも見かけますが、それはまた後ほど。
精油 を使う
咳止めに
去痰作用がありますので、秋から冬にかけて、風邪が引き金になって咳が出始まったら、ユーカリの軟こうをつくって喉から胸にかけて塗ります。よく合うのか、咳が深くなって長く苦しまずに済みます。
軟こうの作り方
オイル20mlにミツロウ4gを湯せん用の容器に入れ、湯せんして溶かします。ミツロウがすっかり溶けたらおろし、ユーカリの精油を4滴入れてかき混ぜます。固まってしまう前に消毒した保存用の遮光容器に入れます。
軟こうを作らなくても、マカデミアナッツやホホバオイルに1パーセント濃度(オイル10mlに精油2滴)入れて混ぜ、それを塗ってもよく効きます。
よくマスクに1滴たらして使うとありますが、ユーカリの香りは強くて、私には無理でした。かえって気分が悪くなり、すぐにやめました。もっと刺激の少ない香りでやった方がいいと思います。あまり強烈だと、かえって喉を刺激して咳を誘発して、よくないように思います。
足浴、入浴に
夏にたくさん汗をかいて気持ち悪いときや、今日はすっきりしたいなという時に、お風呂に入れて入浴したり、湯を張った洗面器に精油を落として足浴します。
足なんか、さらさらって感じで、すっきりします。
ただユーカリは皮膚刺激があるので、肌が弱い方は難しいです。バスソルトやバスオイルを作って、直接触れないようにするのもよいかもしれません。
ちなみに、入浴には風呂に3滴くらい、足浴は洗面器のお湯に対して1滴で大丈夫です。
掃除に
抗菌作用がありますから、お掃除にはよく使います。
重曹に精油を落として使ったり、トイレ掃除の時に、絞った雑巾に1滴たらして掃除すると、とってもきれいになった気がします。
最後に便器の中に1滴落として終了です。次に使うのが楽しみになります。