こんにちは。アンの麦わら帽子です。
乾燥肌の私。冬は水仕事でお湯を使うので、どんどん手がパサパサになってきます。
いつの間にか指先は切れ、カチコチになって、手仕事が痛くてできない。
手の甲もガサガサです。
ちょっとうっかり手入れを怠るとこの調子です。
なかなか自分のことには手が回りません。
まだ大掃除もしていないのに、これからどうなるのでしょう。
そうだ。カレンデュラクリームを作ろう。
カレンデュラはこんなハーブです。
ポットマリーゴールドというもので、学名はCalendula officinalis
いわゆるマリーゴールドには、鑑賞用の品種がありますので、要注意です。
このカレンデュラは、皮膚、粘膜の修復や、消炎、抗菌、抗ウィルス作用があるのです。 赤ちゃんのおむつかぶれにも使えるもので、よく効くのに赤ちゃんのようなデリケートなお肌にも使えるなんて すぐれものですね。
このカレンデュラをマカデミアナッツなどのオイルに浸して2週間成分を浸出させたオイルをそのまま肌に塗ってもいいし、それをミツロウと混ぜて軟こうを作っても良いのですが、今回は、以前作っておいたチンキを使ってクリームを作ってみることにしました。
これは40度のウォッカにカレンデュラの葉を入れ、2週間浸出させて作ったチンキです。
今回のクリームは保湿を目的としているので、使うオイルも保湿効果に優れているものを使いました。 自分の肌の特徴や調子に合わせて自分なりのレシピを作れるところが手作りの良いところですね。
材料
ミツロウ4g
シアバター4g
アボカドオイル10g
ホホバオイル4g
カレンデュラチンキ10ml
精油 ラベンダー3滴、フランキンセンス3滴
上の材料をビーカーに入れ、湯せんしてとかし、溶けたらおろして,少し冷めたところで精油を入れるだけで出来上がり。
今回は柔らかめに作りたかったので、ミツロウは少なめにしました。
早速寝る前に手に塗って.....
このレシピはかなり柔らかめなので、塗った直後はぺたぺたしますが、朝起きたら、手の甲はすべすべ、ひび切れの状態もだいぶ良くなっていました。
もちろん、顔に塗っても大丈夫です。
顔に塗る時は、精油は少なめに。
ただし、人によって体質が違います。
アレルギーのある方もいらっしゃいます。
合わない場合もありますので、少量で試してからお使いになることをお勧めします。
市販のカレンデュラ滲出油を使っても簡単に作れますね。
その時は、チンキとマカデミアナッツオイルは外します。
作るのがちょっと・・・という方は市販のカレンデュラクリームもありますよ。
こちらです。
とにかくこの時期、乗り切りましょう。
自分に合ったお手入れ方法が見つかるといいですね。