こんにちは。 アンの麦わら帽子です。
今はハーブの季節ではありませんが、6月ごろが、ハーブにとっては、伸び盛りであり花盛りであり、ハーブガーデンに行くとウキウキわくわくする季節ですね。
お花屋さんやホームセンターのガーデンショップには苗がずらりと並びます。
そこで定番のハーブ、ローズマリー。キッチンハーブとしても、お庭や鉢に植えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そこで今日はローズマリーの有効な使い方を私なりに考えてみました。
精油ではなく、生の枝。冬でも青々と茂っています。
庭に植えるとどんどん大きく強くなっていきますよね。
冬でも可愛い花が咲いています。
ローズマリーにはたくさんの種類があって、成分も少しずつ違うようです。
今日お話するのは、学名 Rosmarinus officinalis
英名 Rosemary。
シソ科の植物で、葉を使います。
作用
古くから若さを取り戻す、または記憶力を高めるハーブとして知られています。
強力な抗酸化作用、血液循環促進作用、消化機能促進作用がありますので、食欲不振、循環不良、リウマチや関節炎などに適応するとのことです。
ただし、ローズマリーの精油成分にはカンファーという成分が含まれているため、妊娠中は使用しない方が良いです。
さて、ローズマリーの枝がこれだけあったら、皆さんならどんな風に使いますか?
ローズマリーの使い方
1.生のまま使う
2.ドライにする(生よりも保存期間が長い)
以下の使い方は生でもドライでも大丈夫です。
但し、生の場合は水分を多く含むため、ドライよりも多めに使用しなければなりませんね。
①飲む
・スプーン1杯を熱湯に入れて、蓋をして3分間待ってハーブティーを作る
(他のハーブとブレンドしてもおいしい)
・ワインに少量入れて(20gを1Lのワインに漬けて5日間くらい置く。
入れすぎると香りが強すぎます。チンキ剤のように成分も抽出できるし、
香りも楽しめます。)
②お風呂に入れる
・ハーブティーを作ってお風呂に入れても良いし、ハーブをガーゼに包んで
浴槽に入れても良い。お肌に効果がありそうです。
・足浴、手浴などの部分浴
③飾る
・生なら花瓶に入れて香りを楽しむ
・他のハーブと一緒にハーブリースを作る(生ならオアシスで。ドライなら
リーズ台に針金で括り付けて
・ドライならワックスバーの飾りに
・押し花に
④料理に使う
・お肉と一緒に焼いて(ローズマリーチキン、フライドポテトと一緒にローズ
マリーを揚げても美味しいです。)
・ソースを煮込むときに風味付けに
・オイルに漬けこみ、料理に使う
・ハーブバターを作る
⑤フェイシャルスチームで
・洗面器にハーブを入れて熱湯を注ぎ、蒸気を逃がさないようにバスタオルを
かぶり、眼を閉じて顔にスチームをかける方法です・・・お肌にハーブの成
分を。
⑥湿布する
・沸かしたお湯の火をとめて、ハーブを入れて10分間おく
温かいまま、または冷やして湿布する
⑤チンキ剤を作る(1年間持ちますし、内用、外用両方に使えます)
・チンキ剤をハーブティーに入れる
・チンキ剤をお風呂に入れる
・お料理に入れる
・チンキ剤でローションなどの化粧品を作る
・軟こうを作る
貴重なもので、なかなか手に入らない、長くもたせたいならドライかチンキ剤にして、いろいろに有効活用してみます。
庭に植えていてたくさん収穫できる、または剪定をしなければならないなら、迷わず生でどんどん使うのが良いかと思います。