暖かくなりましたね。
我が家の勝手口を開けると、中くらいの、キンカンの木があります。
東から朝陽が良くあたる場所で、午後は日陰になってしまうのですが、スクスクと良く育ち、毎年たくさんの実を収穫することができます。
一日中陽が当たるわけではないので、収穫時期はちょっと遅めですが。
ほんとうは、途中で木についている実をとって少なくして、一つ一つを大きくすれば、お料理するときも楽なのに、と思っていますが、未だに実行できていません。
今年の収穫。
これ、直径33センチのボールですからかなりのものです。
収穫は楽しいのですが、キンカンはトゲがあるので、これだけとるのに、腕は傷だらけです。
ついでに枝もずいぶん切り落としました。
このキンカン、まずは洗ってそのまま食べると美味しいです。皮に独特の苦味というか風味がありますが、皮は薄く食べやすいです。
1番手間がかからず、栄養価の高い食べ方です。
次に
キンカン酒を作りました。
保存瓶を熱湯消毒して、洗ったキンカンと氷砂糖150グラム、ホワイトリカーを瓶いっぱいに入れます。
とっても楽ちんです。
キンカンやお砂糖をどれくらい入れるかはお好みで。我が家はとにかく消費したいので、果実はめいっぱい入れました。味が濃いようなら薄めて飲めばいいのだという考えです。
むしろ保存の為にお酒につけた感じ。
みっちり。
これで3ヶ月くらいおきます。
味がまろやかになったら、飲み方、お料理への使い方など、いろいろ試してみることにします。
そして、残りのキンカンは丸くふっくらと甘く煮たいところですが、実に縦に切り込みを入れて、茹でて種を取って...など、手間が著しくかかるので、お砂糖を入れて、煮ておくことにしました。
まずは洗って20分くらい茹でて、苦味を取り、皮を柔らかくします。
横に半分に切り目を入れて、種を出して、ヒタヒタになるくらい水を入れて、コトコト煮ます。
途中でお好みの分量の砂糖を入れて、煮るだけです。
そして、冷まして、冷凍パックに保存。
たくさんありすぎて、これをどう使おうかな。
皮も柔らかくなって、食べてもなめらかになっているので、そのまま食べても美味しいし、ジャムとしてヨーグルトに入れたり、お菓子に入れたり。ハンドミキサーでガーっとやって、アイスクリームのソースにしたり。他の材料と共に、ジューサーにかけて飲み物にするとか。
いずれやってみます。