アンの麦わら帽子の日記

ハーブと手作り野菜のある生活

さつまいもの茎できんぴら。食べ物がない時代を想う。

こんにちは。

アンの麦わら帽子です。

 

やっと台風が去ったと思ったら、また新しいのが発生してるとか。

あんなに激しい風の台風は初めてです。

もう十分です。

 

 

 

さて、先日慌てて掘ったさつまいもですが、ほんとは洗わずに土を払って干すのが良いとはわかっていたのですが、ささっと洗ってしまいました。

ドロドロの土がついて、少し雨にもぬれてしまったもので。

でも、台風の前に掘る事ができたので、お芋はシャキッとして少しも傷んでいませんでした。

台風一過のこの太陽のもとで、せっせと干しています。

 

さて、さつまいもの茎が食べられること、ご存知ですか?

こんなにお芋自体がたくさんあるのだから、何も茎まで食べなくても...と毎年思うのですが、何しろなんでもやってみたいもので。

さつまいもは掘ってから少し置いて食べた方が美味しいので、まだ食べられないし、今のところは茎を先にキンピラにしてみました。

 

さつまいもの茎のキンピラ

太い方の茎から葉のついた茎がたくさん出ていますが、太い方は筋があるので食べられません。

 

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写真右側の茎から葉を取り除きました。

それをキンピラにします。

 

このくらいの長さに切ると皮を取るとき扱いやすいです。

 

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そして紫色の皮を取り除きます。
指で端からすーっとひいても良いのですが、包丁を使って端を持ち上げてひいても大丈夫です。

 

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皮を引いていて、春先のフキを思い出しました。

スーとひけない部分は包丁でこそげても良いですし、そのままでも気になりません。

4〜5センチに切って水にさらします。

 

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先日収穫したタカノツメの種を取って、薄く輪切りにします。

 

www.annehouse.site

 

 

まだ干し始めたばかりのタカノツメから、カプサイシンの辛み成分がわんさか香ってきます。

水気をきって、ごま油で炒め、みりん、砂糖、醤油で味付けします。

 

 

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さつまいもとはまた違った食感で、シャキッとして美味しかったです。

 戦時中など、食料不足の頃食べたんだなぁと、想いを馳せました。