こんにちは。
アンの麦わら帽子です。
だいぶ暖かくなりましたね。
桜の開花のニュースが流れ始めて、ちょっとそわそわしています。
年に一度のこの大切な季節。
桜に囲まれるときに感じる何とも言えない独特の気持ち。
桜の花は、花の色は控えめで、一つ一つが儚くて頼りなげで・・・
でも、満開に咲き誇った時の華やかさは圧倒的で、それがなんとも言えず、心を締め付けます。
来年も変わらず同じ思いで見ることができるのかなと思ったりもして、切なくなってしまうのです。
さて、久しぶりのウォーキング。
ソメイヨシノはまだだろうなぁと予想して、その前に咲く陽光桜を見て参りました。
濃いピンクの背丈も小さめな陽光桜はなんだか元気で明るくて、こちらは全くもの悲しくならないから不思議です。
せっかくだから、落ちた花びらをかき集めて、ストールを染めようと思い立ち、集め始めましたが、一枚一枚採取するのはとっても無理。
そのうち風に乗って丸ごとのお花が目の前をスーッと流れていくではありませんか。
あーここだ!と風の吹き溜まりのようなところに次々と集まってくる、丸ごとの落ちたばかりの花をせっせと集め、ビニール袋にいっぱい持って帰って参りました。(^^)
人が見たら、あの人何やってんだろ。怪しい。と思ったことでしょう。笑
私自身は思いがけないお土産に大満足。
こーんなに集まりました。
そして甘い香りが漂ってきます。
陽光桜にこんなステキな香りがあったなんて新しい発見です。
早速花びらの色を酢で抽出して、シルクのストールを染めてみました。
染色は楽しい。
あの日あの時の植物の思い出は、形を変えていつも側にいる..
身につけていて、暖かい気持ちになり、ホッとします。
だけど、今回は身につけていても元の花が全く想像つかなそうな色に終結しました...。
薄ーいピンクからどんどん変わっていく〜。
ミョウバン媒染にしたせいでしょうか。
こんなに若草がかったクリーム色になり、びっくりです。(実際の色はもう少し濃いめで若草がかっています。黄色系は写真に撮るのが難しいです。)
これ、マジックショーですよね。
でも、柔らかな色になり、とても気に入ったので、良しとしましょう。(^^)