こんにちは。
アンの麦わら帽子です。
梅雨が明けたと思ったら、あまりの暑さにめげております。
ちょうど夏休みをいただいてまして、ゆったり過ごせばいいものを、せっかくだから何かしなくちゃと、藍染め体験に行って参りました。
生葉で染めるのはやって見たけど、藍を発酵させて作る、日本の色と言われている濃い藍色を染めてみたくなりました。
予約を取ったのは、都内の台東区にある「和なり屋」さん。
少し早めに到着したら、香港からの留学生で店内いーっぱい。
皆さん、ワイワイとお店の方の指導のもと、楽しそうに染色していました。
予約時間までブラブラしてきますと出直し、お茶してまた戻ると先ほどの留学生たちの姿はなく、ひっそりとした店内。
外国の方の観光に藍染め体験が人気だそうです。
昔からある日本の文化に触れてみることができるからでしょうか。
自分で染めた作品は、持ち帰り使えるので楽しさも倍増ですね。
観光の途中に手ぶらで出かけても、エプロンも手袋も貸していただけて、気軽に参加できるようになっています。
染める対象もTシャツとか、ストールとか、小物とか選ぶことができ、絞りの柄の作り方も丁寧に教えていただけます。
私は糸や輪ゴムでまぁるい絞りを作って染めたことはありましたが、今まで知らなかったやり方も教えていただけて、大満足でした。
どれも簡単にできるので、びっくりでした。
こちらはお店の中のストールの模様の見本。
私が挑戦したのは、アサガオという柄で、上の写真一番右です。
外国からの人にも人気があるそうです。
柔らかなガーゼ生地のストールを選んで、始めます。
はじから3角形に折りたたんで、ゴムでグリグリ止めます。
輪ゴムのところが白く残る場所になり、止める位置でアサガオの大きさが決まるそうです。
大きめがいいかなぁ。
いよいよ発酵した藍の樽の中に。
ちょっと発酵臭がしますが、私はあまり気になりませんでした。
好みの濃さになるまで何度もつけては出し、空気にあてて青を出します。
充分すすいで出来上がり。
白をくっきり出すために藍色を濃くなるまで染めました。
お店の見本とだいぶ違いますね。
アサガオが四角くなっているような・・・
染色は、一つ一つ手作りなので、二度と同じものができません。世界に一つだけのものが出来上がるところも魅力です。
自宅に持ち帰り、陰干ししたものがこちら。
模様がはっきりしてきました。
使うときはこんな風に巻くので、巻いた時にどんな模様で顔に映るか考えて染めるのがいいですね。
白が所々にくっきりでて、アクセントになりました。
楽しかった!
またやってみたいと思います。(^^)